全国のビジネスパーソンの皆さん。
おはようございます。
今週が始まりました。
始まってしまいました。
憂鬱な月曜の朝です。
ブルーマンデーです。
ブルーマンデー症候群です!
む、むり…
顔を上げて歩くのが。
き、きちぃ…
出勤して第一声の「おはようございます」が。
世界をリセットできるボタン、お、押しちゃっていいっすか。
ぐらいの憂鬱さです。
何なんですかこのえずくほどの憂鬱さは。
日本全国の月曜の朝のビジネスパーソンが憂鬱すぎて吐き出すため息に含まれる二酸化炭素によって地球温暖化が少し進んでしまってるかもしれません。
いえ、そんなレベルではないです。
なんとブルーマンデー症候群は世界共通の病なんですよ!
つまり太郎や花子だけの問題ではなく、マイケルやメアリーという規模の問題だったんですよ!
世界規模で月曜の朝にため息がつかれているんですよ!
そしたらどうなりますか。
もう大気中の二酸化炭素濃度がどうなりますか。
氷山が溶けちゃうレベルですyo!
それはもうえらいことです。
人類の存亡がかかってます。
でも大丈夫です。
安心して下さい。
この月曜朝の憂鬱さを64%※軽くする方法があるんです(※僕調べ)。
100%は無理でした。
でも僕の体感、64%は減らせました。
まずブルーマンデー症候群の原因とされていることなんですけどね、色々あるんですよ。
けどざっくり大きく分けると
・仕事がダルい
・週末の過ごし方がマズい
この2つなんですよ。
で、原因が分かったら対策を考えるんですけど、アプローチするならできるだけ簡単な方が良いじゃないですか。
変えられそうなところに着手する方が良いじゃないですか。
そう考えた時に、上の原因2つを見比べてみて下さい。
どっちがまだ変えやすそうですか。
絶対後者でしょ。
仕事のダルいとこ、すぐに変えれますか。
なかなかケリがつかなかない憂鬱な案件。
いっつも意味不明にマウントとってくるアイツ。
溜まりに溜まる報告書の山…。
他にもダルいことアホほどありますけど変えれますか?
仕事内容も、仕事量も、職場の人間関係もすぐには変えられないでしょ。
それやろうと思ったらもう転職ですよ。
でもできないでしょ。
そこでですよ。
後者の「週末の過ごし方がマズい」に切り込むわけです。
じゃあ週末の過ごし方の一体何がマズいのか。
これも色々あるんですけど、諸悪の根源はこれです。
就寝時間と起床時間が遅くなる。
これです。
これが元凶です。
金曜の夜は夜更かしして、土曜の朝はダラダラ遅くまで寝る。
土曜の夜はまた夜更かしして、日曜の朝もダラダラ遅くまで寝る。
この行為によって平日で作りあげた体内リズムが完全に崩れるわけです。
YOSHIKIも青ざめるリズム崩れです。
体内リズムが崩れるとはどういうことか。
人間には体内リズムというものが存在します。
サーカディアンリズムって聞いたことがあるでしょうか。
何かかっこいい響きじゃないですか。サーカディアンって。ラテン語らしいですけどね。
日本語では「概日リズム」と言われていて、「概日」、つまり「概(おおむ)ね、1日」リズムってことです。
体内リズムが概ね1日リズムってどういうことやねんてなるかと思うのですが、人間に備わっている(人間だけではないですが)体内リズムは1日の24時間よりも少し長いことが分かっているんですね(25時間くらい)。でもだいたい24時間だから「概ね24時間」、「概日」っていうことなんですね。
ほんでこの人間が持っている24時間よりも少し長いサーカディアンリズムですが、地球の自転周期である24時間/日よりも少し長いんですけど、そしたら地球のリズムと体内のリズムがどんどんずれていってしまうじゃないですか。
地球リズム的にはもう夜なのに、体内リズム的にはまだ眠い時間じゃないとかなって眠れない、みたいなことになってくるじゃないですか。
あるいは地球的にはもう朝なのに、体内リズム的にはまだ朝じゃねぇし眠ィよ、とかなって起きれないみたいなことになってくるじゃないですか。
でもそうならない仕組みがあるんですよ。
地球リズムに合うように体内リズムを修正してくれる仕組みがあるんですよ!
それがコチラ!
■光
■食事
■運動
この中でも特に重要とされているのがそう、光ィ!
朝の太陽の光が目から入ってくることによって、体内時計が地球時計に合うように修正されるんですよ!
この太陽の光をいつもの適切な朝の時間に浴びる、という行為によって体内時計が修正されて、また夜に適切な時間に眠くなって眠れるというリズムにつながっていくんですよ。
さらに!
このサーカディアンリズム(体内時計)は睡眠以外にもいろんなものに影響を与えているんですが、その一つにホルモンがあるんですよ。
どんなホルモンか。
大事なのがこの2つ!
①セロトニン
②メラトニン
まず①のセロトニン、一言で言うとメンタル安定ホルモンです。
「メンタル安定」
なんて魅力的な響きなんでしょうか。
おそらく現代社会に生きる99.99%の人が望むスペックでしょう。
その魅力的なセロトニン、どうやったら分泌されるのでしょうか。
はい、光です。
とりわけ朝日なんです。
だから土曜だろうが、日曜だろうが、朝はいつもどおりに起きて朝日を浴びないといけないんです。
それでメンタルが安定するんです。
そしてもう一つのホルモン、メラトニン。
メラトニンは睡眠へと誘うホルモンです。
メラトニンが分泌されることで適切に睡眠し、そして適切に覚醒できるのです。
そしてメラトニンの分泌に関わっているのもまた、光。
夜になり、光の量が減ってくるとメラトニンは分泌されるのです。
だから夜にいつまでもスマホをいじって明るい画面を見ているとメラトニンの分泌が抑制されてスムーズな睡眠への移行を妨げてしまいます。
そしてもう一つ重要な事実。
先ほどのメンタル安定ホルモンであるセロトニン、何とセロトニンがメラトニン生成の原料になっているんですよ。
つまりですよ、朝ちゃんと起きて朝日を浴びてセロトニンを分泌させておかないと、メラトニンの分泌も少なくなって、睡眠が阻害されてしまうんですよ!
良質な睡眠が取れなければ翌日グロッキーになるのは分かりますよね?
肉体的にもしんどいし、精神的にもクソみたいな気分になりますよね?
はい、話が長くなってきたので整理しましょう。
月曜の朝の憂鬱の原因の一つとして週末の過ごし方がマズいと言いました。
どうマズいかというと週末は夜寝る時間が遅くなり、翌朝起きる時間が遅くなると言いました。
じゃあそれの何がアカンのか。
朝の起きる時間が遅くなると、朝の適切な時間に朝日を浴びれなくなる。
朝日を浴びないと体内時計(元々24時間より少し長いサーカディアンリズム)を地球のリズム(24時間/日)に合わせるための修正ができずズレていってしまう。この体内時計と地球リズムのズレは適切な睡眠リズムを阻害し、夜の寝付きの悪さや翌朝の寝起きの悪さにつながる。
そしてメンタルの不調につながる。
そして適切な時間に起きて朝日を浴びないことはセロトニンの分泌の阻害につながる。
セロトニンはメンタル安定物質。
セロトニンの分泌が少ないとメンタルは不安定になる。
さらにセロトニンを原料として生成される睡眠物質のメラトニンの分泌も抑制されることにより良質な睡眠が得られなくなる。
良質な睡眠が得られないとメンタルはクソる。
もう分かって頂けましたね?
月曜の朝の憂鬱を軽減させるためには、週末も夜更かしせずにいつもと同じ時間帯に就寝し、翌朝もいつもと同じ時間帯に起床し、朝日を浴びるのです。
コレ、まじで僕実行してみたんですよ。
そしたら月曜の朝のあのクソみたいな憂鬱感が、体感64%軽減したんすよ!
ちゅうことで、はい。
気分がクソ過ぎて嘔吐しそうになっているそこのアナタ。
世界をリセットさせるボタンを押そうとしているそこのアナタ。
まずは試してみて下さい。
週末も夜更かしせずにいつもと同じ時間帯に就寝し、翌朝もいつもと同じ時間帯に起床し、朝日を浴びる!